【国立がおすすめ】理系大学院を卒業した僕は何を考えていたのか。考えているのか【理系の大学選び】

こんばんは。
今日は涼しくていい一日でしたね。

さて、今日は大学のことを書こうと思います。具体的には
・大学受験の時に考えていたこと
・在学中に考えていたこと
・卒業して働き始めた今考えていること
3つの観点から書いていきます。
現在の受験生、特に理系の方に参考にしてもらえたら幸いです。

まず初めに、僕のスペック?を大まかに書きますね。

【中学】
公立中学。治安の悪い地域だったため、不良さんたち多い。一方で勉強が得意だった層の中には東大生になった人もいるような学校。僕の成績は学年1020位程度。調子がいいとトップ10入りするくらい。1番やりたいスポーツの部活がなかったため、シーズンスポーツの水泳部に入部、本業のスポーツは外部のスクールで。

【高校】
偏差値60に届かない公立の自称進学校。スポーツがそれなりに強かったが、意外と勉強嫌いな人が多かった。僕のテストの順位は学年10位前後。学年で1番だったことも何回かある。受験のトップ層は早慶。国立は旧帝に届かないレベルの大学にちょくちょく合格する。
部活で本業のスポーツ。レギュラーだけど補欠手前くらいの実力でした。

【大学、大学院】
有名私立大学。偏差値は60前後?で、それなりに勉強頑張らないと入れないレベル。理系は7割くらい大学院に進学する。僕は内部進学したため、合計6年間この大学に通った。
また、部活もやっており、3年生からレギュラー。それなりに厳しい部活にいたと思う。


学力は飛びぬけて高いわけではないけれど、真面目に勉強を続けた人が到達するレベルといったところでしょうか。また、スポーツが大好きな人間です。
このようなスペックを踏まえて以下の内容をお読みください。

大学受験のときに考えていたこと

  とりあえず少しでも偏差値の高い大学に進学したい
これは多くの人が考えることでしょう。偏差値が高い=いい大学であると考えていたため、受かった大学の中で1番偏差値の高い大学に進学することを決めていました。

  MARCHより下のレベルの大学には進学したくない
通っていた高校の平均よりちょっと上の層はおおよそMARCHに進学するレベルだったので、その下に進学するのはありえないと考えていました。振り返ると浪人もあり得た危険な考え方でした。

  受験する大学のレベルを下げるのはカッコ悪い
これは僕の中の最もいらなかった思考でしたね(理由は後述)。僕の第1志望()は超難関国立大学でした。模試ではもちろんE判定。しかし、当時の僕は「国立がだめだったら私立に行けばいいし、受けたい学校を受けよう」と考えていてそのまま特攻しました。
結果は不合格で、私立大学に進学することになりました。

  実家から1時間以内で通える範囲の大学しか受験しないようにしよう
1人暮らしという選択肢はなかったように思えます。幸運なことに関東圏内かつ駅の近くに実家があったので、その必要性がなかったのが大きな理由です。また、通学に1日の多くの時間を費やすのが嫌だったので、1時間以内で通える近くの大学ばかりを受験しました。

  大学でも自分が活躍できる環境でスポーツを続けたい
これはmustではないですが、スポーツで活躍できる環境に身を置きたいと思っていました。「活躍できる」というところがポイントです。
レベルの高いところに行ってしまうとプロ予備軍に囲まれて4年間試合に出られないなんてこともありえます。ですから、スポーツに関しては身の丈に合ったところでやりがいをもって続けたいと考えていました。

大学在学中に考えていたこと

  勉強はとりあえずしておこう
典型的な真面目キャラだった僕は「成績悪いと悔しいし、大学は勉強するところだからまじめに勉強しよう」と考えていました。結果として成績もそれなりによかったですし、中高の教員免許というおまけ?もついてきました。

  部活も4年間頑張ろう
ただ、勉強だけではつまらないとも思っていたので体育会で部活をやることにしました。そして、働き出したら本気でスポーツをやる機会なんてないと思っていました(正解)。辛いときもあったのですが、1度始めたことを途中でやめるのはかっこ悪いと思っていたのと、何よりスポーツが好きだったので絶対4年間続けようと決めていました。

  大学院は内部進学しよう
部活が4年生の夏まであり、夏休みは毎日練習があったので大学院入試の受験は諦めて内部進学することを決めていました。あと、4年生から研究室配属だと装置の使い方を覚えたところでまた別の研究室にいくなんてことになると思っていました。

卒業後の今考えていること

  部活をやっておいてよかった
大学4年間続けたスポーツは本当にやっておいてよかったと思います。単純に技術が向上したので、今やってもスポーツが楽しいです。また、オマケ(社会人にとっては重要ですが)として、会社に入ってサークルでそのスポーツを続けているのですが、ちょっと上手いだけで先輩・同期から顔と名前を覚えてもらえました。

  大学院に進学してよかった
誇張ではなくそう思っています。まず、3年間ほとんど好きなように研究をやらせてもらえた結果として実験や解析を好きになることができました。また、学歴を活かして一部上場の有名大手企業で研究・開発職に就くことができ、実験を仕事にすることもできました。
学部卒で就職していたらこの仕事には就くことができなかったでしょう。

  実家から1時間以内で通える範囲の大学を選んでよかった
近いというのは正義です。通学時間を節約した分、アルバイトや部活の自主練、そして睡眠の時間を増やすことができました。
また、実家暮らしだったことで無理なアルバイトもせず、また親に仕送りという過剰な負担をしてもらわなくてよかったのもよかったと思っています。

  大学生のうちに趣味の幅を広げておくべきだった
ここからネガティブな話です。
もっと遊んでおきたかったという内容の項目です。勉強と部活とバイトで時間がなかったので遊びに関しては仕方ないのですが…。
当然、社会人になってからでも遊べます。土日は休みですし、平日の夜も遊べます。ただ、社会人1年目の僕は趣味の幅を広げるモチベーションを持てていません。本当はギターもやってみたいし、マージャンも覚えたい。手品なんかも一発芸のネタとして持っておきたい、服とか靴もおしゃれに揃えたい…。書き切れませんね。
新しいことを始めるにはまとまった時間を取って短期間にスキルを伸ばしてしまうのが最も手っ取り早いのですが、社会人は「まとまった時間」を取るのが非常に難しいです。そのおかげで趣味の幅を広げるには至っていません。
大学生は春・夏の長期休暇が2か月ずつあります。その時間に1つ趣味を増やすことを心掛けておくとその後の人生をより豊かにできるのではないでしょうか。

  金銭面を考えるとレベルを落としてでも国立大学(院)に行くべきだった
これ、1番伝えたかったことです。理由は大学院卒の場合、少し偏差値ではレベルの下がる国立大学と比較したときに学費の高い私立大学の就活におけるアドバンテージが大きくないためです。
理系だと年間100万以上は学費がかかりますよね。これを大学院まで含めて6年間やると600万~700万円は学費を取られる計算になります。一方で国立大学は年間50万円程度(今はこれが少し上がっているのかもしれませんが…)、6年間で300万程度です。学費の差は300万~400万。社会人の年収並みの差がついています。
文系or学部で就職するのであれば高いお金をかけてでもレベルの高い私立にいた方が就職もよくなるのかもしれませんが、理系大学院卒の場合はどのレベルの大学院にいても専門性をある程度高められるので学歴による差が小さくなります。
ですから、大学院卒で就職するのであればレベルを落としてでも国立(公立)の大学に進学することをお勧めします。

  2種の奨学金を1種の奨学金に切り替えられないか常に伺っておくべきだった
前の項目と少し重なる金銭面のお話です。学生支援機構の奨学金は1種(利子なし)と2種(利子あり)に分かれています。僕は学部のときに2種の奨学金を貸与(←ここ重要)されていて、利子を乗っけて返済しなければなりません。この利子が結構大きな額になっているんですよね。
僕は成績がそれなりによかったので1種へ切り替えるチャンスもあったのかもしれませんが、そのチャンスの有無すら調べていませんでした。奨学金の貸与を受ける予定のある方は実際に2種から1種へ切り替えることができる制度があるのかどうかくらいは調べておくとよいでしょう。

以上、まとまっていませんが
・大学受験の時に考えていたこと
・在学中に考えていたこと
・卒業して働き始めた今考えていること
を書きました。

僕の経験を良くも悪くも活用してくれる人がいてくれたらうれしいです。

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