【ネタバレあり】ポケモンオールスター! 劇場版ポケットモンスター キミに決めた!を観てきた

こんばんは。毎日暑いですね。

さて、先日劇場版ポケットモンスター キミに決めた!を観てきました。
結論から言うと非常に面白かったと思います。逆に突っ込みどころもたくさんあったのですが…。
以下、詳しく内容に関して感想を書きますがネタバレを多々含んでおりますので気になる方は映画をご自分でご覧になってから記事を読んでいただけたら幸いです。


繰り返しになりますが、まだ映画をご覧になっていない方はご自分でご覧になってから記事をご覧ください。むしろ、ご自分の感想をコメント欄に記載いただけたらと思います。



今作はアニメポケットモンスター(無印)の序盤、サトシとピカチュウが大量のオニスズメに襲われた後、雨上がりの空に見たホウオウに会いに行くというストーリーでした。映画2作目でfeatureされたホウオウのライバル、ルギアから遅れること10数年、ようやく映画にホウオウが登場するとともに、アニメポケモンで長らく回収されていなかった伏線がようやく活かされる時がやってきたという感じです。
まずサトシのポケモンはピカチュウ、キャタピー(→トランセル→バタフリー)、ヒトカゲ(→リザード→リザードン)と初代ポケモン。ヒトカゲが悪徳トレーナーに捨てられる、バタフリーがピンクのバタフリーとともに去っていくお別れシーン、ロケット弾の登場などは初代のオマージュですね。
これだけ書くと初代のポケモン・登場人物しか出てこない、(ルビー・サファイア以降の)新規ポケモンファンには優しくない内容みたいになりますが、そんなことはありません。
冒険中にはホウオウと関係の深い3犬(エンテイ、スイクン、ライコウ)が登場します。あっさりと森の中に登場するエンテイには少し違和感を覚えたのは内緒です。また、おそらくエンジュシティと思われる焼けた塔のエピソードと合わせて金銀オマージュのストーリーですね。
ルビー・サファイアのオマージュと思われた部分は記憶がないですね。(もしあったという場合はコメントで教えていただけたら幸いです。)
サトシと一緒に旅するメンバーの手持ちポケモンはポッチャマ(ヒカリではありません)、ルカリオとダイヤモンド・パール勢にもサービスを忘れていません。ルカリオのトレーナーが雪の中で遭難したというところはキッサキシティでしょうか?
ブラック・ホワイトそしてXYに関するオマージュも覚えていないです。
最後にサン・ムーンについてですが、ここはライバルポジションのキャラでカバーしてきました。手持ちポケモンはルガルガンとガオガエンと。現在放送中のアニメに関するところであり、ここは外せないところでしょう。(ただ、現在のアニメはコメディ調なのでシリアスなストーリーですので、ルガルガンやガオガエンが本気でバトルするところを観ることはあまりなさそうです。)

僕はポケモンのゲームを赤緑青ピカチュウから1作も欠かさずサン・ムーンまでプレーしる重度のポケモンファンです。こんな僕から見てもどの世代のポケモンファンでもどこかで知っているポケモンが登場するキャラ当てだったと思います。
当然、マーシャドーがもう1匹のメインポケモンですので、映画オリジナルのストーリーも多数含まれています。マーシャドーは邪悪な人の心を察知してポケモンたちと人間を遠ざけようとします。メインのトレーナーたちvsマーシャドーに操られたポケモンたちの総力戦はこの映画最大の迫力を持つ場面でした。サトシたちが絶体絶命のピンチに追い込まれるのは映画のお約束とはいえドキドキしてしまいました。(個人的にはニドクインが好きなので、野生枠とはいえ登場してくれたのはうれしかったです。)ポケモンと人間を遠ざけようとするマーシャドーもサトシとピカチュウの絆には勝てなかったといったところでしょうか。(僕自身、湿っぽいストーリーは苦手ですのでここは多くを語らないでおこうと思います。)
最終的な感想としては、初代からサン・ムーンまで様々なポケモンが登場して懐かしい気持ちになれる映画だったなと思っています。一方で、各世代からいいところを拾って雇用として詰め込めすぎた感じも否めません。内容に重点を置く(+突っ込みどころを減らす)なら初代+2代目+最新作くらいでよかったのではないでしょうか。また、ホウオウの活躍が乏しかったかなと思います。マーシャドーがメインになってしまうのは仕方ないのですが、懐古厨の僕としては最後に満を持して登場するだけでなくホウオウにもっと焦点を当てたストーリーにしてほしかったとも思います。金銀のリメイクであるHGSSではミナキ(皆さん、ご存知ですか?笑)というキャラクターがホウオウと深い関係を持っていたので、(訳のわからない)新キャラの学者よりもこちらを登場させてくれたほうがより懐かしい気持ちが加速したのではないかと思います。

それにしても、XYから始まったここ数年の公式の初代推しはすごいですね。アニメOriginの放送、XYで博士からもらえる初代御三家、そしてメガシンカと。今年のPokémon the movieはその初代推しの集大成といったところでしょうか。映画内のマーシャドーとの戦いではリザードンがメガシンカするのではないかという期待すら生まれてきました。メガシンカしてしまうとリザードンがメインのストーリーになってしまうのでしなかったのだと考えていますが…。
また、驚きだったのは若いカップルの多さですね(もちろん、僕はおひとりさまでした)。ポケモンのようにコアなオタクファンがたくさんいる一方で、若い世代(少年少女時代をポケモン赤緑青ピカチュウ→金銀クリスタル→ルビー・サファイアあたりで過ごした世代)からも絶大な支持を集めるコンテンツは素直に素晴らしいです。カップルで来られるということは男女ともに好きだということですからね。ポケモンの大ファンの僕としてはたくさんの人にポケモンが愛されるというのはうれしい限りです。
余談ですが、僕はDSを忘れてマーシャドーを受け取ることができませんでした。みなさんはこんなミスをしないように入念に持ち物の確認をしましょう。

以上、多数ネタバレを含んだ記事になってしまいましたが感想でした。よかったらコメントを願いします。





最後の最後に一言。




ピカチュウ、君は喋る必要はなかったんじゃないかな???

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