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7月, 2017の投稿を表示しています

【大学院】研究室生活で身についた能力4つと身につかなかった2つの能力【理系】

こんにちは。 日曜日も終わってしまいますね。 僕はまだ社会人 1 年目のひよっこのため、幸いにも仕事を辛いと思っていません。 憂鬱さは社会に出て何年も経っている方々に比べるとそんなに大きくないと思います。 ( 笑 ) さて、改めて書きますが、僕はこの春に晴れて大学院を卒業して労働者になりました。 最近ようやく新入社員として技術開発に携わらせていただけるようになってきました。 実験結果と考察を職場の方々に報告する機会があって、色々とコメントをもらうことがあるのですが、その過程を含めた企業での仕事の中で、「大学院生活で身に付けた能力って何だろう?」と考えることが増えてきました。 そこで今回は自分の振り返りも兼ねて研究室生活 3 年間(学部 4 年生+修士)で身についた能力 4 つと身についていなかった能力 2 つを ・なぜ身についた(身につかなかった)と感じたか ・どのようにして身についたか(なぜ身につかなかったか) の観点から書いていきます。 以下の状況におかれた人間が考えていることであるという前提で読んでください。 ・理系大学院卒(実験物理) ・メーカー開発職 1 年目(研修終了、現在部署への配属直後) 【身についた4つの能力】 まず、研究室生活で身についたと思う能力について書いていきます。 ①スライド作成能力 ・なぜ身についたと感じたか  先輩方にスライドを何度か褒められたため。また、先輩方の発表資料を見て「クオリティー低いな」と感じると同時に具体的な改善点を上げられるため。 ・どのようにして身についたか 研究室のゼミに、学会・研究会での発表を行う際に資料作りをする中で身についたと思います。自分で一通り作った後に先輩・後輩そして教授にフィードバックをもらうことでスライドを改善していく作業を年中続けていました(ゼミはフィードバック会みたいなものですしね)。「文字が小さいよ」、「黄色は見にくいよ」など、細かいことですが指摘されたことは山のような数になります。(コツみたいなものをこの記事に書く気はありません。「スライド 作り方」とでも調べればいくらでも出てきます。) 大学院ではスライドなしでゼミや研究発表をすることはほとんどありません。資料を常に良いものにしてい...

【国立がおすすめ】理系大学院を卒業した僕は何を考えていたのか。考えているのか【理系の大学選び】

こんばんは。 今日は涼しくていい一日でしたね。 さて、今日は大学のことを書こうと思います。具体的には ・大学受験の時に考えていたこと ・在学中に考えていたこと ・卒業して働き始めた今考えていること の 3 つの観点から書いていきます。 現在の受験生、特に理系の方に参考にしてもらえたら幸いです。 まず初めに、僕のスペック?を大まかに書きますね。 【中学】 公立中学。治安の悪い地域だったため、不良さんたち多い。一方で勉強が得意だった層の中には東大生になった人もいるような学校。僕の成績は学年 10 ~ 20 位程度。調子がいいとトップ 10 入りするくらい。 1 番やりたいスポーツの部活がなかったため、シーズンスポーツの水泳部に入部、本業のスポーツは外部のスクールで。 【高校】 偏差値 60 に届かない公立の自称進学校。スポーツがそれなりに強かったが、意外と勉強嫌いな人が多かった。僕のテストの順位は学年 10 位前後。学年で 1 番だったことも何回かある。受験のトップ層は早慶。国立は旧帝に届かないレベルの大学にちょくちょく合格する。 部活で本業のスポーツ。レギュラーだけど補欠手前くらいの実力でした。 【大学、大学院】 有名私立大学。偏差値は 60 前後?で、それなりに勉強頑張らないと入れないレベル。理系は 7 割くらい大学院に進学する。僕は内部進学したため、合計 6 年間この大学に通った。 また、部活もやっており、 3 年生からレギュラー。それなりに厳しい部活にいたと思う。 学力は飛びぬけて高いわけではないけれど、真面目に勉強を続けた人が到達するレベルといったところでしょうか。また、スポーツが大好きな人間です。 このようなスペックを踏まえて以下の内容をお読みください。 大学受験のときに考えていたこと ●   とりあえず少しでも偏差値の高い大学に進学したい これは多くの人が考えることでしょう。偏差値が高い=いい大学であると考えていたため、受かった大学の中で 1 番偏差値の高い大学に進学することを決めていました。 ●   MARCH より下のレベルの大学には進学したくない 通っていた高校の平均よりちょっと上の層はおおよそ MARC...

【ネタバレあり】ポケモンオールスター! 劇場版ポケットモンスター キミに決めた!を観てきた

こんばんは。毎日暑いですね。 さて、先日 劇場版ポケットモンスター キミに決めた! を観てきました。 結論から言うと非常に面白かったと思います。逆に突っ込みどころもたくさんあったのですが…。 以下、詳しく内容に関して感想を書きますがネタバレを多々含んでおりますので気になる方は映画をご自分でご覧になってから記事を読んでいただけたら幸いです。 繰り返しになりますが、 まだ映画をご覧になっていない方はご自分でご覧になってから記事をご覧ください。 むしろ、ご自分の感想をコメント欄に記載いただけたらと思います。 今作はアニメポケットモンスター(無印)の序盤、サトシとピカチュウが大量のオニスズメに襲われた後、雨上がりの空に見たホウオウに会いに行くというストーリーでした。映画 2 作目で feature されたホウオウのライバル、ルギアから遅れること 10 数年、ようやく映画にホウオウが登場するとともに、アニメポケモンで長らく回収されていなかった伏線がようやく活かされる時がやってきたという感じです。 まずサトシのポケモンはピカチュウ、キャタピー(→トランセル→バタフリー)、ヒトカゲ(→リザード→リザードン)と初代ポケモン。ヒトカゲが悪徳トレーナーに捨てられる、バタフリーがピンクのバタフリーとともに去っていくお別れシーン、ロケット弾の登場などは初代のオマージュですね。 これだけ書くと初代のポケモン・登場人物しか出てこない、(ルビー・サファイア以降の)新規ポケモンファンには優しくない内容みたいになりますが、そんなことはありません。 冒険中にはホウオウと関係の深い 3 犬(エンテイ、スイクン、ライコウ)が登場します。あっさりと森の中に登場するエンテイには少し違和感を覚えたのは内緒です。また、おそらくエンジュシティと思われる焼けた塔のエピソードと合わせて金銀オマージュのストーリーですね。 ルビー・サファイアのオマージュと思われた部分は記憶がないですね。(もしあったという場合はコメントで教えていただけたら幸いです。) サトシと一緒に旅するメンバーの手持ちポケモンはポッチャマ(ヒカリではありません)、ルカリオとダイヤモンド・パール勢にもサービスを忘れていません。ルカリオのトレーナーが雪の中で遭難したというところはキッサキシティ...

WB8勝目、GS19勝目!フェデラー優勝おめでとう!!

こんにちは。   フェデラーがウィンブルドン( WB )決勝でチリッチを破って優勝を決めました。 テニス歴 15 年(笑)でフェデラーの大ファンである僕がこの試合を観て考えたことを以下に書いていきます。 【戦前予想】フェデラー 80% 、チリッチ 20% 芝の王者フェデラーが優位と予想していました。(特段珍しいことではなく、一般的にもこう思われていたことでしょう。) 理由は以下の通りです。 ●   フェデラーは今大会でフィジカルを温存できている 今シーズン絶好調であるフェデラーの唯一ともいえる敵は自らの体力です。昨年の準決勝(対ラオニッチ)も体力切れで敗れたようなものです。 しかし、今シーズンはクレーコートの大会を全て欠場し、充実したフィジカルをもって WB に入ってきました。また、今大会は準決勝まで 1 つのセットも失わずに来ており、ほとんど体力を失っていません。このため、自らの体力という課題はクリアされていると考えました。 ●   フェデラーはチリッチのようなビッグサーバータイプが得意である 題目の通りです。世界ナンバー 1 のリターン力を持つフェデラーはビッグサーブを武器とする選手を「カモ」にしてきました。(「カモ」として代表的な選手はロディックです…。) 今大会もサーブが武器で芝を比較的得意とするベルディヒ、ラオニッチを破っています。 ●   過去フェデラーはチリッチに一度しか負けたことがない これは戦前の勝率だけですね。特に書くことはありません。 一方、チリッチの勝利が 20% あり得ると予想した理由は以下の通りです。 ●   チリッチが大舞台に強い選手である 先述の通り、チリッチは今大会までにフェデラーから 1 勝しかしたことがありません。 しかし、この 1 勝は 2014 年の全米オープン、錦織圭を決勝で破ってグランドスラム( GS )初優勝を決めた大会の準決勝でのものです。 これまでに GS 、 ATP1000 、 500 、 250 の全てで優勝経験のあるチリッチは大舞台に強い選手と言えます。 ●   昨年の WB で 2 セットアップとフェデラーを追い込んだ 昨年の WB ではフェデラーが勝利した...